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物質の変化

この節での特訓内容
1.物理変化
2.化学変化
3.化学変化の種類

この節では物質の変化を特訓する。
危険物どうしの反応による引火や発火の危険性を理解するための基礎となる項目だ。
物理変化についは凝縮や昇華など「物質の三態と状態変化」の節で特訓済みなので、この節では化学変化がメインとなる。
凝縮や昇華について理解が不十分の場合は「物質の三態と状態変化」の節を再特訓するがよい。
では特訓開始。


1.物理変化

物質そのものを構成する元素などが変化せず形や体積など状態だけが変化することを物理変化という。

例)凝縮・凝固・気化・融解・昇華。→ 「物質の三態と状態変化」の節を参照のこと。



2.化学変化

物質そのものを構成する元素などの成分が変化して性質の異なる別の物質に変化することを化学変化という。



3.化学変化の種類

1.化合

2種類以上の物質から異なる物質に変化する化学変化のこと。

2.分解

化合物が2種類以上の物質に分かれる化学変化のこと。

3.置換

化合物を構成している物質の成分の一部が他の物質に置き換わる化学変化のこと。

4.重合

分子量の小さい同一分子が結合して大きな分子量を持つ新しい物質を作る化学変化のこと。

5.複分解

2種類以上の化合物がそれぞれが持つ原子を交換して2種類以上の新しい化合物になる化学変化のこと。

以上化学変化は基本的に上記の5種類になるが、本試験で重要なのは物理変化と化学変化の違いを区別できるかどうかだ。

以下に化学変化と物理変化の区別を一覧表にした。

物質変化 ※ここを覚えるのだ

物理変化

○氷が溶けて水になる。 

○ドライアイスが二酸化炭素になる。

○ばねが伸びたり縮んだりする。

○水に砂糖が溶ける。

○ニクロム線に電量を流すと赤くなる。

化学変化

○鉄がさびる。

○木炭が燃えて二酸化炭素が発生する。

○水素と酸素が反応して水になる。

○水が水素と酸素に分かれる。

○エタノールが燃焼して二酸化炭素と水になる。

○塩酸と水酸化ナトリウムが反応して塩化ナトリウムと水になる。

解説

以上物理変化と化学変化の例を挙げた。
実はこの違いは「化学反応式が書けるか書けないか」である。
化学反応式については「化学反応と熱」の節で特訓するのでここでは上記の例を覚えるだけでまったく問題ない。



教官から一言
この節では物質変化について特訓したが、言うまでも無く化学変化がメインとなる。
ただし化学変化といってもその種類や変化例など基礎的なものが中心であり、化合物や化学反応式など詳細については他節で特訓する。
ちなみにこの節で一番重要となる項目は「物理変化」と「化学変化」の実際の例(上表)を確実に覚えることである。


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本試験要点チェック ~理解度を確認するのだ~

物質の変化について、以下の質問(または空欄)に答えよ。答えは問題文をクリック

凝固や気化など、物質そのものを構成する元素などが変化せず形や体積など状態だけが変化する現象を[ ]変化という。

形や体積など状態だけが変化する現象を物理変化という

物質そのものを構成する元素などの成分が変化して、性質の異なる別の物質に変化する現象を[ ]変化という。

性質の異なる別の物質に変化する現象を化学変化という

氷が溶けて水になる現象は、[ ]変化である。

氷が溶けて水になる現象は、物理変化である

※融解である。

鉄がさびる現象は、[ ]変化である。

鉄がさびる現象は、化学変化である

木炭が燃えて二酸化炭素が発生する現象は、[ ]変化である。

木炭が燃えて二酸化炭素が発生する現象は、化学変化である

水が砂糖に溶ける現象は、[ ]変化である。

水が砂糖に溶ける現象は、物理変化である

※溶解である。

ドライアイスが二酸化炭素になる現象は、[ ]変化である。

ドライアイスが二酸化炭素になる現象は、物理変化である

※昇華である。

エタノールが燃焼して二酸化炭素と水になる現象は、[ ]変化である。

エタノールが燃焼して二酸化炭素と水になる現象は、化学変化である

水が水素と酸素に分かれる現象は、[ ]変化である。

水が水素と酸素に分かれる現象は、化学変化である

ニクロム線に電量を流すと赤くなる現象は、[ ]変化である。

ニクロム線に電量を流すと赤くなる現象は、物理変化である

ばねが伸びたり縮んだりする現象は、[ ]変化である。

ばねが伸びたり縮んだりする現象は、物理変化である

水素と酸素が反応して水になる現象は、[ ]変化である。

水素と酸素が反応して水になる現象は、化学変化である