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静電気

この節での特訓内容
1.良導体と不良導体
2.静電気とは
3.静電気の発生しやすい事象
4.静電気災害の防止策

この節では静電気に関する特訓を行う。
静電気は日常生活でよく遭遇するので馴染みのあるものであろう。
たとえば車を運転する際にドアを開けようとすると「びりびり」とくるあれである。
非常に不快極まりないものだ。
危険物を取扱う際に「びりびり」が発生すると危険物の蒸気に引火して爆発や火災の原因となるので静電気の特徴についてはしっかりと理解することが必要である。
特に難しいことはないが重要項目なのでしっかりと特訓するのだ。
では特訓開始。


1.良導体と不良導体

良導体 :電気を通しやすい物質。

例)銅・銀・アルミニウム などなど。

不良導体:電気を通しにくい物質。絶縁体とも言う。

例)ゴム・木 などなど。

 

2.静電気とは

最も身近のものとして、不良導体(絶縁体)の異なる2つの物質が接触(摩擦)することによって発生する摩擦(まさつ)電気のこと。

※圧力や温度差によっても静電気は発生する。

そして静電気は、帯電 → 蓄電 → 放出 という順番で「びりっ」とくるのだ。



3.静電気の発生しやすい事象

静電気は基本的に物質の接触(摩擦)に応じて発生するがその他様々な要因で発生する。

静電気が発生しやすい事象を以下にまとめた。

静電気の発生・蓄電事象

摩擦・流速・流動

○2つ以上の物質が接触・剥離したとき。

○液体が管内を流れるときに、流れが乱れたり・流速が早い場合。
 例)ガソリンスタンドの給油ホースなど。

○危険物を移送・輸送時の「かくはん」。
 ※「かくはん」→かき混ぜること。

絶縁性

絶縁性(電気の通しにくさ)の高い物質ほど蓄電しやすい。

湿度・水分

湿度が下がると静電気が発生しやすい。
 例)夏より冬の方が静電気が発生しやすい。

○衣服も合成繊維(水分量=小)の方が綿製品(水分量=大)より静電気が発生しやすい。


4.静電気災害の防止策

静電気による災害を防止するために静電気の発生・蓄電・放電を抑える必要がある。


上表で静電気の発生や蓄電の事象を挙げたが、次はそれを防ぐ方法を以下にまとめた

静電気の災害防止策

摩擦・流速・流動

○接触面積を小さくする。

○接触圧力を少なくする。

○流速はゆっくりと。

絶縁性

電気伝導率を大きくして空気をイオン化する。

○アース(接地)を施す

湿度・水分

湿度を75%以上にする。(湿度を高くする

○衣服は帯電防止加工のものにする。



教官から一言
この節では静電気の発生・蓄電要因とそれを防止する対策を覚えれば十分だ。
特に複雑なところはない。
本来は静電気の詳しいメカニズムも説明するところだが話が長くなるので今回は割愛した。
興味がある方は本試験合格後ゆっくりと参考書でも読んでくれ。


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本試験要点チェック ~理解度を確認するのだ~

静電気について、以下の質問(または空欄)に答えよ。答えは問題文をクリック

銅やアルミニウムなど電気を通し易い物質を[ ]体という。

銅やアルミニウムなど電気を通し易い物質を良導体という

非金属や木・ゴムなど電気を通し難い物質を[ ]体という。

非金属や木・ゴムなど電気を通し難い物質を不良導体という

不良導体の異なる2つの物質が接触(摩擦)することによって発生する電気のことを[ ]という。

不良導体の異なる2つの物質が接触(摩擦)することによって発生する電気のことを静電気という

液体が管内を流れるときに流れが乱れたり・流速が早い場合には静電気は発生し[ ]い。

液体が管内を流れるときに流れが乱れたり・流速が早い場合には静電気は発生しやすい

湿度が[ ]いと静電気は発生しやすい。

湿度が低いと静電気は発生しやすい

2つの物質の接触面積を[ ]くすると静電気は発生しやすい。

2つの物質の接触面積を大きくすると静電気は発生しやすい。

合成繊維の衣服と綿製品の衣服がある。静電気が発生しやすいのは[ ]の衣服である。

静電気が発生しやすいのは合成繊維の衣服である。