スポンサーリンク

危険物保安監督者・危険物施設保安員・危険物保安統括管理者

この節での特訓内容
1.各保安者の定義
2.各保安者になるための資格
3.各保安者の業務
4.各保安者の設置場所およびその届出

この節では 危険物保安監督者・危険物施設保安員・危険物保安統括管理者について特訓する。
危険物保安監督者・危険物施設保安員・危険物保安統括管理者になる資格および 設置義務をそれぞれ区別する必要があり覚えることが多いが特に難しい箇所はない。
製造所や屋外タンク貯蔵所など各危険物取扱施設が続々と登場するので次節「製造所等の区分および基準」を先に特訓してもよいぞ。では特訓開始。


1・危険物保安監督者 

定義:

製造所等において危険物の取扱いについて保安・監督するもの

資格:

甲種危険物取扱者または乙種危険物取扱者かつ製造所等において6ヶ月以上の危険物取扱いの実務経験を有する者。

※丙種危険物取扱者は危険物保安監督者にはなれない。

業務:

1、危険物を取扱いしている作業者に指示を与える。

2、危険物の取扱作業に関して保安監督を行う。

3、災害時の応急処置指示および消防機関や隣接する製造所等への連絡。

4、危険物施設保安員がいる場合は必要な指示を行う。いない場合は自らが危険物施設保安員の業務を行う。

危険物保安監督者が必要な製造所等:

1、製造所

2、屋外タンク貯蔵所

3、給油取扱所

4、移送取扱所

5、一般取扱所

以上5ヶ所の製造所等は無条件で危険物保安監督者を設置しなくてはならない。

届出:

製造所等の所有者等は危険物保安監督者を選任もしくは解任した場合は遅滞なく市町村長等に届け出えなければならない。


2・危険物施設保安員

定義:

危険物保安監督者の指示に従って製造所等の構造や設備の保安業務を行う。

○掲載写真の有効期間は10年間。(10年で写真の撮り直しが必要)
※免状自体はずーっと有効だ。

業務:

1、製造所等の構造や設備を技術上の基準に適合・維持するための定期点検を行いその旨を記録、保存する。

2、製造所等に異常を発見した場合は危険物保安監督者および関係者に連絡する。

3、災害が発生した場合は危険物保安監督者と協力して必要な措置を講ずる。

資格:

不要。

危険物施設保安員が必要な製造所等:

1、指定数量の倍数が100以上の製造所および一般取扱所

2、すべての移送取扱所

届出:

不要

3・危険物保安統括管理者

定義:

第4類の危険物を大量に取扱う場合に事業所全体を統括管理する者。

資格:

不要

業務:

同一の事業所で複数の製造所等が存在する場合にすべての製造所等を効率的に安全管理する。

危険物保安統括管理者が必要な製造所等:

1、指定数量の倍数が3000以上の製造所および一般取扱所。

2、指定数量以上の移送取扱所。

届出:

製造所等の所有者等は危険物保安統括管理者を選任もしくは解任した場合は遅滞なく市町村長等に届け出えなければならない。

以下の一覧表をマスターするのだ。

  危険物保安監督者 危険物施設保安員 危険物保安統括管理者
必ず必要な施設 1、製造所
2、屋外タンク貯蔵所
3、給油取扱所
4、一般取扱所
5、移送取扱所
移送取扱所 移送取扱所
※指定数量以上の場合
指定数量に応じて必要な施設 無し
※厳密にはあるがここでは割愛する
1、製造所
2、一般取扱所
※いずれも指定数量の倍数が100倍以上の場合
1、製造所
2、一般取扱所
※いずれも指定数量の倍数が1000倍以上の場合
選任・解任 施設の所有者等が行う。
※所有者等とは所有者・占有者・管理者など
施設の所有者等が行う。
※所有者等とは所有者・占有者・管理者など
施設の所有者等が行う。※所有者等とは所有者・占有者・管理者など
届出 市長村長(遅滞なく) 無し 市長村長遅滞なく)
資格 甲種・乙種危険物取扱者
且つ
実務経験6ヶ月以上
無し 無し

教官から一言
この節では各保安者の必要資格や設置必要施設などの違いを整理することが重要だ。
特に危険物保安監督者のみが危険物取扱者という意味では危険物保安監督者に関することが本試験での出題のメインになることは必然であろう。

スポンサーリンク

本試験要点チェック ~理解度を確認するのだ~

危険物保安監督者・危険物施設保安員・危険物保安監督者について、以下の質問(または空欄)に答えよ。答えは問題文をクリック

危険物保安監督者になれる条件はを答えよ。

甲種または乙種危険物取扱者 且つ 6ヶ月以上の実務経験を有する者

※丙種危険物取扱者は危険物保安監督者にはなれない。

危険物保安監督者・危険物施設保安員・危険物保安監督者の中で、市町村長に選任・解任などの届出が必要となるのは?

危険物保安監督者危険物保安統括管理者

※危険物保安監督者と危険物保安統括管理者は市町村長に届け出が必要。

危険物保安監督者・危険物施設保安員・危険物保安統括管理者を選任・解任するのは誰?

危険物施設の所有者等(所有者・占有者・管理者)

指定数量に関係なく危険物保安監督者を必ず選任しなければならない危険物施設をすべて答えよ。

1.製造所
2.屋外タンク貯蔵所
3.給油取扱所(ガソリンスタンド)
4.一般取扱所
5.移送取扱所(パイプライン)

危険物保安監督者・危険物施設保安員・危険物保安統括管理者の中で、危険物取扱者である必要があるのは?

危険物保安監督者のみ