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危険物取扱者免状について

この節での特訓内容
1.危険物取扱者免状とは
2.危険物取扱者免状の適用範囲・有効期間
3.危険物取扱者免状の携帯義務
4.危険物取扱者免状の種類
5.危険物取扱者免状の交付・書換え・再交付
6.免状の返納命令

この節では危険物取扱者の免状についての特訓を行う。
本試験で確実に出題される超重要箇所の1つだ。
覚えることが多い難所だが出題箇所は限定される。心配無用だ。


1、危険物取扱者免状とは 

危険物取扱者試験に合格し試験を行った都道府県知事から交付される免許のことだ。


2、危険物取扱者免状の適用範囲・有効期間

○危険物取扱者免状は全国どこでも有効である。

○掲載写真の有効期間は10年間。(10年で写真の撮り直しが必要)
※免状自体はずーっと有効だ。


3、危険物取扱者免状の携帯義務

移動タンク貯蔵所に乗車する場合にのみ携帯義務がある。
※移動タンク貯蔵所→難しい言い回しだが タンクローリーのことだ。
危険物取扱者になった暁には友人に言ってやるが良い。
「そう たしかにタンクローリーだ だが正式には 移動タンク貯蔵所だ!」と。


4、危険物取扱者免状の種類

種・種・種の3種類。危険物取扱者の種類ごとに免状も区分されている。
自動車運転免許と同じと考えるのだ。(大型・普通自動車・原付)。

他人の危険物の取扱いの立会いをする場合は、作業者が危険物の貯蔵・取扱いの技術上の基準を遵守するよう監督する。また必要に応じて作業者に指示を与える。


5、危険物取扱者免状の交付・書換え・再交付

まずは免状の交付・書換え・再交付の申請区分を明確にするのだ。

○交付・・・危険物取扱者試験に合格したときの申請。これは簡単だ。

○書換え・・免状の内容に変更が生じたときの申請。
例:氏名や本籍地が変わった。→ 免状の内容変化は書き換え

○再交付・・免状そのものに不具合が生じたときの申請。
例:汚れた、破れた、紛失した。→免状の物理的変化は再交付

以上申請の区分を明確にしたところで具体的な内容と申請先を詳しく特訓する。
特に申請先についてはややこしく、本試験でよく出題されるので注意が必要だ。
以下の表に申請内容および申請先をまとめた。

以下の表は危険物取扱者の種類による権限一覧

申請 内容 申請先および区分
交付 ○危険物取扱者試験合格 ○試験を行った都道府県知事
書換え ○氏名・本籍地など免状の内容に変更が生じたとき。

○免状に貼っている写真が撮影から10年を経過したとき。
○免状を交付した都道府県知事または居住地・勤務地を管轄する都道府県知事に遅滞なく申請する
再交付1 ○免状の紛失・破損・汚損等 交付・書換えを行った都道府県知事。
※汚損・破損等で免状が手元にある場合は免状を添えて申請する。
再交付2 ○免状を紛失した者が再発見したとき 再交付を受けた都道府県知事に発見した古い免状を10日以内に返納する。

6、危険物取扱者免状の不交付

都道府県知事は次のいずれかに該当するものには、危険物取扱者免状を交付を行わないことが出来る。

○免状の返納を命ぜられた日から1年を経過しない者。

○消防法令に違反して罰金刑以上の刑に処せられた者で、その執行が終わりまたは執行を受けることがなくなった日から起算して2年を経過しない場合。


7、免状の返納命令

免状を交付した都道府県知事は危険物取扱者が消防法に違反した場合、免状の返納を命ずることが出来る。
※返納命令後は資格剥奪。

教官から一言
この節では危険物取扱者の免状について特訓したが、必ず出題されるので徹底的に頭に叩き込むのだ。
特に免状関係の問題は申請先、期間および期限を絡めた問題を出題してくる。
以下がその例題となる。

例題1:次のうち誤っているものはどれか

免状に添付されている写真は 免状交付後10年ごとに書換えを行わなければならない。
法令に違反して免状の返納を命ぜられた者は、その日から起算して1年を経過しなければ、免状の交付を受けることが出来ない。
免状を亡失して再交付を受けたものが、亡失した免状を発見した場合その免状を10日以内に再交付した都道府県知事に提出しなければならない。
4 免状の書換え事由が発生した場合は、遅滞なく都道府県知事に書換えの申請を行わなければならない
5 法令に違反して罰金刑以上の刑に処せられた者は、その執行を終わりまたは執行を受けなくなった日から起算して1年を経過しなければ免状の交付を受けることが出来ない。

例題1は、いわゆる期間・期限を理解しているかを問う問題だ。

免状の申請関係・不交付・返納命令など、期間・期限が設定されている箇所を抜き取って出題している。
ちなみに誤っている箇所は5番の1年→2年だ。


例題2:危険物取扱者免状の再交付申請について誤っているのはいくつあるか

本籍地に属する都道府県知事に申請する。
免状の書換えをした都道府県知事に申請する。
居住地および勤務地を管轄する都道府県知事に申請する。
4 免状を交付した都道府県知事に申請する。
5 免状を亡失して再交付を受けたものが、亡失した免状を発見した場合は、その免状を10日以内に再交付した都道府県知事に提出する。

例題2は、免状の申請先を理解しているかを問う問題だ。

例題では再交付申請および書換え申請のごちゃまぜパターンとなっておる。

この例題が難なくクリアできれば申請関係についてはまったく問題ない。

安心して次の特訓へ進むがよい。

ちなみにこたえは2つ(1・3が誤り)

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本試験要点チェック ~理解度を確認するのだ~

危険物取扱者免状について、以下の質問(または空欄)に答えよ。答えは問題文をクリック

危険物取扱者免状の各種申請先はどこか?

都道府県知事

※危険物取扱者免状の申請先はすべて都道府県知事である。

危険物取扱者免状の有効期間は?

無期限で有効

※免状に掲載されている顔写真の有効期限が10年なので免状の有効期限は実質10年となる。

危険物取扱者免状が有効となる地域は?

全国どこでもで有効

ある特定の場合にのみ危険物取扱者免状の携帯義務がある。どのような場合?

移動タンク貯蔵所(タンクローリー)に乗車するとき

危険物取扱者免状に掲載されている顔写真の有効期間は?

写真の撮影から10年間

危険物取扱者免状の書換え申請先は?

免状を交付または居住地・勤務地を管轄する都道府県知事に書き換え申請を行う

紛失した危険物取扱者免状を発見したときの返却先は?

すでに再交付を受けている場合は、再交付申請を受けた都道府県知事に再交付申請を行う

※当然再交付を受けていない場合は、発見した危険物取扱者免状を使用する。

紛失した危険物取扱者免状を発見したときの返却期限は?

10日以内に返却する

書換え申請の必要がある場合、その申請期限は?

遅滞なく書き換え申請を行う

消防法に違反して罰金刑以上の者に対する危険物取扱者免状の不交付期間は、刑の執行を受けることがなくなった日から起算して[ ]年である。

刑の執行を受けることがなくなった日から起算して2年

免状の返納命令を受けた者に対する危険物取扱者免状の不交付期間は、免状の返納命令を受けた日から起算して[ ]年である。

免状の返納命令を受けた日から起算して1年