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定期点検とは

この節での特訓内容
1.定期点検とは
2.定期点検の義務
3.定期点検の実施者
4.定期点検の必要な製造所等
5.定期点検の内容

この節では定期点検について特訓する。
定期点検の必要な製造所等や定期点検の内容・実施者・記録・保存など 覚えることが多い難所の1つである。
当然本試験でも必ず出題されるのでしっかりと特訓するのだ。


1.定期点検とは

製造所等の位置・構造・設備が技術上の基準に適合しているかを点検すること。

2.定期点検の義務

(定期点検の流れ)

1.所有者等は一定の製造所等に対して定期に点検し、その定期点検記録を作成・保存する義務がある。

2.市町村長等が位置・構造・設備が技術上の基準に適合していないと認めた場合

3.市町村長等は基準適合命令(修理・改造あるいは移転命令)を命じることができる。

4.所有者等が基準適合命令に従わない場合は

5.市長村長等は許可の取り消し、または使用停止命令の厳格な処分を行う。


3.定期点検の実施者

実施者1:危険物取扱者(甲・乙・丙)または危険物施設保安員。

実施者2:一般作業員(危険物取扱者(甲・乙・丙)の立会いが必要)。
危険物施設保安員 が「一般作業員の立会い」をすることはできない


4.定期点検の必要な製造所等

定期点検の必要な製造所等およびその詳細を一覧表にまとめた。

前節(予防規定とは)で特訓した予防規定が必要な製造所等と比較するのだ。

定期点検が必要な製造所等 定期点検実施条件 予防規定が必要な製造所
製造所 指定数量の倍数が10以上
および
地下タンクを有する施設
屋内貯蔵所 指定数量の倍数が150以上
屋外貯蔵所 指定数量の倍数が100以上
屋外タンク貯蔵所 指定数量の倍数が200以上
地下タンク貯蔵所 すべて ×
移動タンク貯蔵所 すべて ×
給油取扱所 地下タンクを有する施設
移送取扱所 すべて

定期点検実施条件の補足:

上表の製造所において指定数量の倍数が1でも地下タンクを有する場合は定期点検を行わなければならないということ。
よって「地下タンクを有する製造所」は必ず定期点検を実施しなくてはならないのだ。


5.定期点検の内容

定期点検は実施施設や点検内容によって様々な規定がある。

ここでは本試験で覚えておく必要がある項目のみを洗い出して一覧表にした。

細かい部分(屋外タンク貯蔵所の内部点検)については本試験合格後に自習するがよい。

点検事項 点検時期 点検記録の保管期間
位置・構造・設備の点検 1年に1回以上 3年間
地下タンクを有する製造所等 1年以内に1回以上 3年間
移動タンク貯蔵所の漏れ点検 5年以内に1回以上 10年間
屋外タンク貯蔵所の内部点検
(1000kl以上~10000kl未満)
13年以内に1回以上
(保安措置無し)
または
15年以内に1回以上
(保安措置有り)
26年~30年

上の表はできる限り覚えるのだ


教官から一言
この節では重要なことは、定期点検を実施する際に実施者が危険物取扱者など危険物の資格・知識を有する者、または危険物取扱者が立ち会わなければ定期点検を実施できないということだ。

貴君が危険物取扱者になりその後定期点検の実施者となった場合、この節で特訓した定期点検の知識がないと点検なんて出来ないであろう。

そのため危険物取扱者試験では必ず定期点検に関しての知識を受験者が有しているかどうかを問う問題が出題されるのだ。


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本試験要点チェック ~理解度を確認するのだ~

定期点検について、以下の質問(または空欄)に答えよ。答えは問題文をクリック

定期点検の実施・定期点検記録の作成・保存をする義務があるのは、製造所等の[ ]である。

定期点検の実施・定期点検記録の作成・保存をする義務があるのは、製造所等の所有者等である

実際に定期点検を行うのは[ ]または[ ]である。

実際に定期点検を行うのは危険物取扱者または危険物施設保安員である。

危険物取扱者または危険物施設保安員以外の者が定期点検を行う場合、その立会いを行うことが出来るのは誰かすべて答えよ。

甲種・乙種・丙種危険物取扱者(すべての危険物取扱者)

※丙種危険物取扱者:
危険物の「貯蔵・取扱い」の立会いは出来ない。
定期点検の立ち合いは出来る。
混同しないようにするのだ。

危険物施設保安員は[ ]を有しなくても定期点検ができる。

危険物施設保安員は危険物取扱者免状を有しなくても定期点検ができる

※当然危険物取扱者免状を有しない危険物施設保安員は「立ち合い」を行うことはできない。

位置・構造・設備に関する定期点検は[ ]年に1回以上行う。

位置・構造・設備に関する定期点検は、1年に1回以上行う

地下タンクの定期点検は[ ]年に1回以上行う。

地下タンクの定期点検は、1年に1回以上行う

移動貯蔵タンクの定期点検は[ ]年に1回以上行う。

移動貯蔵タンクの定期点検は、5年に1回以上行う

定期点検記録の保存期間は、原則[ ]年である。

定期点検記録の保存期間は、原則3年である。

指定数量に関係なく定期点検を行う必要がある危険物施設をすべて答えよ。

1.地下タンクを有する製造所等
2.移動タンク貯蔵所
3.移送取扱所