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運搬の基準

この節での特訓内容
1.運搬と移送
2.運搬の基準(運搬容器・積載方法・運搬方法)

この節では運搬および移送の基準を特訓する。
まずは運搬と移送の違いを理解するのだ。
そしてこの節の難所「運搬容器の基準」をしっかりと覚えるのだ。
この「運搬容器の基準」は運搬の基準(運搬容器・積載方法・運搬方法)で本試験でのメインとなるであろう。
では特訓開始。


1.運搬と移送

運搬とは:

移動タンク貯蔵所を除いた車両等で危険物を運ぶこと。

※搭乗者は危険物取扱者免状の携帯義務なし

※指定数量未満でも運搬の基準は適用される。

移送とは:

移動タンク貯蔵所または移送取扱所により危険物を運ぶこと。
 

2.運搬の基準(運搬容器・積載方法・運搬方法)

運搬容器の基準

1.危険物は原則として運搬容器に収容して積載する。


2.すべての危険物は、その危険物の性質に適した材質の運搬容器を使用すること。


3.運搬容器は原則密封する。


4.固体の危険物は、運搬容器の内容積の95%以下の収容率で収容する。


5.液体の危険物は、運搬容器の内容積の98%以下かつ55℃の温度でも漏れないように十分な空間容積を確保する。


6.第3類危険物の自然発火性物品は不活性ガスを注入し空気と接触させない


7.3類危険物以外の物品は不活性ガスや保護液を注入し水分と接触させない

運搬容器に表示する事項

1.危険物の品名。


2.危険物の数量。→指定数量ではないので注意!!


3.危険物の化学名。
※「化学名」とは、「ガソリン」や「灯油」などの物質名と考えてOK。
4.危険物の等級。
(第4類の危険等級)※最低でも第4類の危険等級は覚えること。
危険等級「Ⅰ」:特殊引火物

危険等級「Ⅱ」:第1石油類・アルコール類

危険等級「Ⅲ」:その他の第4類危険物。
5.第4類のうち水溶性のものは「水溶性」。


6.収納する危険物応じた注意事項。
例)第4類 → 「火気厳禁」など。

積載方法の基準

1.運搬容器は収納口を上にして積載する。


2.運搬容器を積み重ねる場合は高さを3m以下とする。


3.危険物はその特性に応じて必要な措置をとる。
例)第4類 特殊引火物 → 光をさえぎる措置をする。
4.混載が禁止されている類同士の積載をしない。
例外:指定数量10分の1以下の危険物については基準の適用無し。

※混載ができる類の組み合わせ。 基本的に類と類を足して「7」になる場合が多い。
例)1類と6類  2類と5類  3類と4類 など。

運搬方法の基準:

1.運搬容器が激しく揺れたり摩擦したりしないようにすること。


2.危険物の運搬中に災害が発生する恐れがある場合は応急措置を講じ、最寄の消防機関等へ連絡すること。


3.指定数量以上の危険物を運搬する場合は
1.車両前後の見やすい場所に0.3m平方の黒地に黄文字の「危」の標識を掲げる。

2.休憩等で車両を一時停止する場合は安全な場所に停車する

3.運搬する危険物に適応する消火設備を備える

教官から一言
この節では運搬・移送について特訓したが、やはり出題のメインは「運搬容器の基準」となるであろう。
理由として「運搬容器の基準」は運搬容器の収容方法と表示事項の2つの出題ポイントが存在するからだ。
特に運搬容器に表示する事項については細かいところまで出題されることが予想されるので内容をしっかりと覚えるのだ。


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本試験要点チェック ~理解度を確認するのだ~

運搬の各基準について、以下の質問(または空欄)に答えよ。答えは問題文をクリック

運搬とは[ ]で危険物を運ぶことであり、移送とは[ ]や[ ]で危険物を運ぶことである。

運搬:一般車両で危険物を運ぶこと
移送:移動タンク貯蔵所移送取扱所(パイプライン)で危険物を運ぶこと

運搬の基準は[ ]以下でも適用される。

運搬の基準は指定数量以下でも適応される

移動タンク貯蔵所以外の危険物運搬車両で危険物を運搬する場合、危険物取扱者免状の携帯義務はあるか?

危険物取扱者免状の携帯義務はない

固体の危険物を容器へ収納する場合、容器への収納率を[ ]%以下にする必要がある。

固体の危険物を容器へ収納する場合、容器への収納率を95%以下にする必要がある

液体の危険物を容器へ収納する場合、容器への収納率を[ ]%以下、且つ[ ]℃の温度でも漏れないように十分な空間容積を確保する必要がある。

液体の危険物を容器へ収納する場合、容器への収納率を98%以下、且つ55℃の温度でも漏れないように十分な空間容積を確保する必要がある。

禁水性物質を収容する場合、収容後に[ ]との接触を避ける。

禁水性物質を収容する場合は収容後にとの接触を避ける

収納容器に表示する事項は、危険物の[ ]・[ ]・[ ]・化学名、第4類危険物の水溶性のものには「水溶性」、危険物に応じた注意事項などである。

収納容器に表示する事項は、危険物の品名数量危険等級・化学名、第4類危険物の水溶性のものには「水溶性」、危険物に応じた注意事項などである

第4類危険物の中で危険等級Ⅰの品名(グループ名)は[ ]である。

第4類危険物の中で危険等級Ⅰの品名(グループ名)は特殊引火物である

第4類危険物の中で危険等級Ⅱの品名(グループ名)は[ ]および[ ]である。

第4類危険物の中で危険等級Ⅱの品名(グループ名)は第1石油類およびアルコール類である

積載方法の基準で積み重ねの高さの上限は[ ]m以下と定められている。

積載方法の基準で積み重ねの高さの上限は3m以下と定められている

積載方法の基準で類同士の混載可能な基本的な組み合わは類と類を足して[ ]になる。

積載方法の基準で類同士の混載可能な基本的な組み合わは、類と類を足して7になる

積載方法の基準で指定数量が[ ]以下の場合、混載禁止の適用を受けない。

積載方法の基準で指定数量が10分の1以下の場合、混載禁止の適用を受けない

危険物運搬の基準で車両の前後に掲げる標識は、黒地に黄色の反射塗料等で「危」と書いた[ ]m平方と指定されている。

危険物運搬の基準で車両の前後に掲げる標識は、黒地に黄色の反射塗料等で「危」と書いた0.3m平方と指定されている。

これ↓

危険物運搬の基準で運搬車両は、危険物に応じた[ ]を備える必要がある。

危険物運搬の基準で運搬車両は、危険物に応じた消火設備を備える必要がある。

自然発火性物質を収容する場合、収容後に[ ]との接触を避ける。

自然発火性物質を収容する場合は収容後に空気との接触を避ける